Stable Diffusionでの画像生成には、適切なプロンプト(呪文)や強調構文の使用が不可欠です。この記事では、効果的なプロンプトを作成するための基本的なテクニックと、画像生成のクオリティを向上させるための強調構文について詳しく解説します。
プロンプト作成の基本
まず、プロンプトとは、Stable Diffusionに対して生成したい画像の内容を伝えるための文章です。プロンプトはシンプルで明確である必要があります。具体的な例を見てみましょう。
シンプルなプロンプト例
1girl
このようなプロンプトでは一人の女の子の画像が生成されます。
詳細なプロンプト
シンプルなプロンプトに詳細を加えることで、より具体的な画像を生成することができます。例えば、以下のように詳細を追加します。
1girl,sailor uniform
このプロンプトでは制服を着た一人の女の子の画像が生成されます。
強調構文の使用
プロンプトの一部を強調することで、特定の要素を目立たせることができます。強調構文は中括弧({})を使って行います。
1girl,sailor uniform,(embarrassed0.7)
1girl,sailor uniform,embarrassed
1girl,sailor uniform,(embarrassed1.3)
この場合、協調の程度によって体の向きが変化します。
生成時のランダム要素
ここからが本題です。Stable Diffusionの画像生成はプロンプトが同一であってもseed値によって生成される画像が変わります。そこで同一プロンプトで100枚の画像を生成してその違いを見ていきたいと思います。健全絵に絞るため、Negative Promptにnsfwを追加したものも検証しているので、これも見てください。
※もろ出しは削除しています
生成条件
Steps: 50, Sampler: DPM++ 3M SDE, Schedule type: Exponential, CFG scale: 7, Size: 400×600, Model hash: e12177c4b0, Model: himawarimix_v11, Version: v1.9.3
gravure
まとめ
Stable Diffusionでの画像生成は、効果的なプロンプトと強調構文の使用によって大きく改善されます。シンプルなプロンプトから始めて、詳細や強調を加えることで、より具体的で美しい画像を生成することができます。この記事を参考に、さまざまなプロンプトを試してみてください。