前回のブログで日経平均株価のcsvデータをダウンロードする方法を紹介しました。
そして今回はダウンロードした日経平均株価のデータをscilabでグラフ化する方法を紹介していきたいと思います。
「いきなりグラフ化!?」と思うかもしれませんが、やることは簡単なので、まずは試してみて下さい。
まずは下準備です。
Cドライブの直下にフォルダscilab_dataを作成してください。
“C:\scilab_data”
フォルダが出来たら“日経平均株価のCSVデータを簡単にダウンロードする方法”を参考にデータをダウンロードして保存して下さい。
次にscilabを起動します。
開いたら、右上のアプリケーション-SicNotesを選択します。
SciNotesのウィンドウが開くので、下記のソースコードをコピペしてください。
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clear; chdir("C:\scilab_data"); //日経平均株価データが入っているフォルダ //csvファイルを読み込む nikkei=csvRead("nikkei-225-index-historical-chart-data.csv",ascii(9),[] ,'string'); //ヘッダーを削除 nikkei_data=nikkei(10:size(nikkei,1)); //日経平均株価を文字列から数値に変換 nikkei_data=csvTextScan(nikkei_data,",",[],'double'); //グラフ化 plot(nikkei_data); |
張り付けられたら、保存して実行(▷)を選択します。
名前を付けて保存する項目が出るので“nikkei.sce”と入力して保存します。(半角英数であれば何でもOK)
一度、元の画面に戻るので、もう一度保存して実行(▷)を選択します。
下の様なグラフが出れば成功です。
という訳で、日経平均株価のデータをグラフ化してみたわけですがいかがだったでしょうか。
ソースコートの意味が分からない。どうしてこれでグラフになるの?と思うかと思います。
意味を知る事は大事ですが、プログラムを学ぶということは、“とりあえず動かしてみる”ということが第一歩になります。
プログラムの詳細は今後の課題ということで、まずはグラフ化をしてみて下さい。