正月休みは終わりですね、さつきです。
今回は積立型の投資信託について話して行きたいと思います。
私は国内株と米国株をバリュー投資による判断で買っています。
これまで、あまり話してきませんでしたが、積立型の投資信託を買っています。
今の相場は“休むべき”で話した通り、現在の相場はバリュー投資に向いていません。
だからと言って、投資を全くないというわけではありません。
こんな時に向いているのが、積立型の投資信託です。
そこで、私が保有している投資信託と保有理由についてお伝えしたいと思います。
保有している投資信託
私が保有している積立型の投資信託は以下の7ファンドです。
SMT グローバル株式インデックス・オープン
SMT 新興国株式インデックス・オープン
iTrust新興国株式eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
SMT グローバル債券インデックス・オープン
SMT 新興国REITインデックス・オープン
MAXIS Slim バランス(8資産均等型)
それぞれ、上から順番に株式・債券・REIT(不動産)・バランス型となっています。
また、投資対象はいずれも外国となっています。
「国内向けは買わないの?」と思うかと思います。
私は以下の理由で国内向けは買っていません。
1. 国内株はバリュー投資で買っているため、投資信託を利用する必要性が低い
2. 国内債券は利回りが低いため、投資信託で買っても旨みが非常に少ない。
3. 分散投資の面から国内比率(円比率)を高くしない
これはつまり、「国内は自分で売買する。海外は投資信託を利用する」という分け方をしているということです。
必ずしも、これが正解ということではありません。あくまで、これが私の方針だということです。
積立型のメリット
投資信託にはいくつかの種類がありますが、積立型を利用していることには理由があります。それは時間を味方に付けることができるからです。
時間を味方に付けて積立ていく投資の方法をドルコスト平均法と言います。
ドルコスト平均法は以下のような投資方法です。
定期的に、継続して、一定金額ずつ金融商品を購入する投資手法のこと。毎回定額投資をすることで、価格が安いときには多く、高いときには少ない量を自動的に購入することになり、一定量ずつ買い付けたときに比べて平均買い付けコストを低く抑えられる効果を期待できる。ただし、相場が急激に上昇する局面では、一定金額しか投資できないため、一括購入に比べて収益性で劣るという欠点も指摘されている。
引用:野村證券
これはつまり、毎月一定額ずつ購入することで相場が荒れる局面でも平均買い付け価格が低く抑えられる手法ということです。
この先、何十年も投資を続けていく若い人にとって有効な投資手法であることが分かります。
しかし、デメリットとして収益性の最大化が難しく、価格変動が少ないため結果が出るまでに何年もかかります。
おすすめの投資信託
私がおすすめする投資信託は、
SMT グローバル株式インデックス・オープン
SMT 新興国株式インデックス・オープン
です。
SMT グローバル株式インデックス・オープン
SMT グローバル株式インデックス・オープンは米国株を中心とした投資信託です。
組み入れ銘柄はアップルやマイクロソフト、アマゾンなど、米国の大企業が多くを占めています。
大企業を中心に構成されており、積極的な売買を行わないインデックスファンドのため、米国の市場経済がそのまま、ファンドの価格の上下となります。
積極的な売買を行わないファンドのため、じっくりと積み立てて行くには良い投資信託です。
SMT 新興国株式インデックス・オープン
SMT 新興国株式インデックス・オープンは上場されている新興国の株式を主要投資対象とした投資信託です。
投資対象国は以下のようになっています。
東アジアの国々が投資対象となっているのがわかります。
また、組み入れ業種は銀行を中心にソフトウェア、エネルギー、素材、機器が半数近くを占めています。これらは成長が望める分野ののため、有望と言ってよいと思います。
組み入れ銘柄については、馴染みのない社名が並んでいます。
新興国なので知名度が低いので、どんな会社なのか良く分かりません。
この投資信託の魅力は、成長が望める「地域」に投資していることです。
ケイマン島やインドといった、今後、大きな成長が望める地域の株を多く組み入れています。
新興国は価格変動が大きくて投資が難しいですが、インデックスファンドとして地域に投資していればリスクは抑えられます。非常におすすめの投資信託です。
まずは投資信託を始めてみては
今回は私が保有している投資信託について話してきました。
積立投資信託にドルコスト平均法は資産を着実に増やして行くことができるため、これを利用しています。しかしながら、結果が出るまでに時間がかかるため、投資の経験を積むには向いていません。
そこで私は、バリュー投資と積立投信を併用する手法をとっています。
「とりあえず投資を始めてみようかな」という人は、ぜひ積立型投資信託を利用していて下さい。その後に、個別銘柄を購入することで投資に対する知識や経験が飛躍的に伸びていくと思います。
まずは「積立型投資信託」を始めてみてはいかがでしょうか。