自動車メーカーを比較してみた

  • 2018年11月21日
  • 投資
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日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕されたということで、大きなニュースになっています。

私も複数の株を保有していますが、多くの株が値下がりしており、ニュースの影響力が大きいことを実感しています。

そこで気になったのですが、自動車メーカーの業績と株価はどうなっているのでしょうか。
日産の下落に引っ張れて買い頃になった株はあるのでしょうか。

国内の主要な7企業を比較してみたいと思います。


比較対象

比較対象はトヨタ自動車、ホンダ、スズキ、日産自動車、SUBARU、三菱自動車の7企業。
業績と株価で比較をしていきたいと思います。

決算情報

さて、まずは売上高です。

売上高はトヨタ自動車が頭一つ抜けています。その後にホンダ、日産自動車が続き、他は横並びです。
日産自動車は売上高3位のため、売上の近いホンダは相対的に順位が安定しそうです。

営業利益・経常利益です。
トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車の順番は変わりません。
しかし、スズキ・SUBARUとマツダ・三菱自動車の経常利益に差が見られます。

当期利益です。
利益が出ている会社と出ていない会社が明確に出ています。
ここでもトヨタ自動車が大きく抜き去んでおり、会社として稼ぐ力が大きいことが分かります。

利益率です。
ここでの利益率は総資産、自己資本、総資産に対する割合で示しています。

興味深いのは利益率が営業利益、経常利益、当期利益と全く違う傾向を示していることです。
特にスズキは利益率が非常に高く、トヨタ自動車を超えています。

 

株価推移

最後に株価の推移です。

3つのグループに分かれていることが分かります。
トヨタ自動車の株価が高いことは有名ですが、スズキも非常に高いです。

対して売上高の大きい日産自動車の株価が低いのは意外です。

 

終わりに

国内の主要自動車メーカーを比較してみました。

トヨタ自動車の業績が大きいことは分かっていました。
しかし、スズキが業績の割に利益率が高いことは意外でした。

一般自動車や軽自動車、国内海外の売上比率など、比べる対象は多いので調べてみてはいかがでしょうか。

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