投資のための決める技術①

  • 2018年5月24日
  • 2018年6月3日
  • 投資
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投資を行う上で決断は切っても切り離せない大事なことです。

私自身、銘柄選びや売買などの投資判断を行っています。

この投資判断ですが、絶対的な正解はありません。

そのため、何が良いのか分からなくなることが多くあります。

そこで、私の投資判断のやり方の一つを上示したいと思います。

 

数字・ファクト・ロジックの思考法

投資判断をする上で参考とするのがライフネット生命保険の創業者の一人である出口治明氏の数字・ファクト・ロジックという考え方です。

これはしっかりとした岩盤まで掘り下げて考える手法です。

 

数字

まずは数字を集めることです。

数字とは数値として得られる情報。
すなわち、業績や株価。また、その関連分野の数で表される情報と関連する内容です。

「当たり前じゃん」と思うかもしれません。
しかし、大事なのはここからです。

大事なのは”一次情報”を集めることです。

ここで言う一次情報とは情報の発信源。
すなわち、官公庁や企業が公表している情報です。

誰かが再発信した情報は少なからず、発信者の主観が付いてます。
また、本来なら付いていた情報が欠如していることもあります。

ここでは情報収集が重要となるため、必ず一次情報に当たって情報を収集します。

 

ファクト

ファクトとは事実ということです。

ここで言う事実とは、前章で集めた数字に対して理想や希望といった主観を徹底的に除いた事実そのものを見ることです。

業績を例に挙げれば、以下のようになります。

営業利益はいくらなのか。
経常利益はいくらなのか。
純利益はいくならのか。
また、それらの値は過去の値と比べて上昇しているのか。

ここで大切なのは、主観を除くために未来がどうなるのか推測しないことです。

繰り返しますが、事実を見ることに注力します。

 

ロジック

ロジックです。
ここで行うのは、数字・ファクトで得られた情報を論理的に分析して判断することです。

そう。ここで本来の目的である投資判断を行います。

方法は単純です。
現状を維持、業績向上、業績悪化の三つ場合に分けて論理的に推定します。

株を購入する際の推定の一例は以下の通りです。

1、事業の業績は過去1年間、3年間、10年間で上昇or減少傾向なのか。
2、その事業の収益はどのように得ているのか。一般、法人相手なのか
3、その事業が今後も継続可能なのか。業界の変化が進んでいないか。

これらを論理的に埋めていき、業績の維持・向上・悪化の内、最も可能性が高いと思われるものを選択します。

そして、向上である場合、現在の株は企業の価値に対して高いのか低いのかを論理的に推定します。

これでもし、株価よりも企業の価値が高ければ買いです。

 

まとめ

数字・ファクト・ロジックを用いた私の投資判断を示しました。

当然、人によって判断の方法は違うので、これはあくまでも、私の方法の一例です。

結局のところ、投資で大切なのは理解し、納得した上で決断することです。

判断の方法について、一度、見直してみてはいかがでしょうか。

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