株の乱高下を見て、本当は様子見に徹した方がいいのか迷っている、さつきです。
本日、ヤフー株を買いました!!
最近、株価が非常に値下がりしていて保有している国内株の大半を売却していました。
市場が荒れているからこそ一息つけて銘柄の見直し、投資資金の一部で優良な銘柄を保有していこうと判断しました。
ヤフー
ヤフーといえばポータルサイトのYahoo! JAPANを始めとして、普段からお世話になっている会社です。
検索やメール、ファイナンスで株価チェックなど、普段使いツールの必須企業です。
そんな会社であるヤフーの株価ですが、なんと327円まで値下がりしていました。
国内で同種のサービスをしている企業が少ないので比較が難しいですが、親会社のソフトバンクグループが9593円。
また、インターネットサービス大手の楽天が885円なので非常に安くなっています。
ほんと安いです。
でも、業績が悪くて株価が安くなっていて、更に値下がりするようであれば意味はありません。
欲しいのは業績が良くて、株価が安い企業の株です。
そこで、ヤフーについて調べてみました。
業績
まずは業績を見てみました。
ここ3年間で売上高が倍以上に伸びています。
このまま、売上げ1兆円に達してもおかしくない上昇です。
しかし、利益が伸び悩んでおり、売上げに利益が追い付いていないのが分かります。
毎年、黒字なのは評価できますが、ちょっと注意が必要そうですね。
キャッシュフロー
続いてキャッシュフローです。
営業キャッシュフローは毎年プラス。
本業で稼げていることが分かります。
これはgoodです。
投資と財務キャッシュフローは±0円付近で大きな変動はありません。
対して、現金のキャッシュフローは大きくプラスとなっています。
これはちょっと怪しいです。
現金が多いのは良いのですが、少し多すぎ。
2018年は投資もプラスであり、現金をため込んでいるように見られます。
通信子会社のソフトバンクの上場が発表されており、現金の確保を進めているのは確実なので、近いうちに大規模な買収をする可能性がありそうです。
ビジネスセグメント
最後にビジネスセグメントです。
ここではヤフーが何の事業で利益を上げているか見ていきます。
売上はコマースが65.6%、メディアが31.7%
対して、利益はコマーズが12.6%、メディアが68.7%です。
コマースは日常生活における「買う」「支払う」をeコマース関連サービスや会員向けサービス、決済金融サービスなどを行う事業です。
「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」などのサービスが相当します。
対して、メディアは日常生活における「出会う」「調べる」をメディアサービスや検索関連サービスを通じた広告事業です。
「yahoo! JAPAN」トップページ、「yahooニュース」などのメディア関連サービスが相当します。
「売上は高いが利益の少ないコマース事業」と「売上は低いが利益の大きいメディア事業」ですが、断然後者の方が魅力的です。
前者は楽天などの競合が強く、大きく伸ばせる領域とは考えにくいです。
後者は利益が大きく、影響力の大きさから他社の参入が難しい分野です。
しっかりとした事業があるのはgoodです。
まとめ
総合的に判断して、yahoo株を買いました。
もちろん、EPSやBPSなどの指標も見ることがが出来ます。
しかし、どこかで判断しなければならないので、このタイミングに決めました。
短期的な売買はせず、しばらく持ち続けたいと思います。
興味がある人はヤフーのIR情報を見てみてください。
それでは。