”やらない”という選択肢

  • 2018年5月16日
  • 2018年5月31日
  • その他
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あなたは残業をしていますか。

長時間残業によって社員を苦しめるブラック企業がたびたび話題に上がります。仕事をしていると上司や客先の要求で必要に迫られて残業をすることがありますが、常態化するのは問題です。

企業では業務の効率化を図り、残業を減らす動きが見られます。人によってはタスク管理やPDCAなどで生産性の向上を図っているかもしれません。

しかし、効果は出ているでしょうか。
処理できる量が増えたために、仕事を増やされていないでしょうか。

どんなに仕事が出来たとしても、時間内に終わらない仕事を抱えていては残業はなくなりません。

ここで試したいことが”やらない”という選択です。

仕事の量を減らせば生産性は上がる

ポイントとなるのが必要ない仕事は”やらない”ことです。

自分の仕事を振り返ってみてください。

会議、資料作成、客先対応。いろいろな仕事を持っているかと思います。
その仕事を割り振られたとき、
「本来なら○○の担当の仕事なのに……」
「それってやる必要あるの?」
と思ったものは無いでしょうか。

上司や客先から「言われたから」と仕事を引き受けていては仕事の量は増えていきます。
そして、その仕事を終わらせるために残業を迫られます。

ここで思い返して見て下さい。
その仕事は”必要なこと”でしょうか。

 

3種類の仕事

仕事は大きく以下の3つに分けることができます。

・やる必要のある仕事
・やった方が良い仕事
・やらなくても良い仕事

この中でも”やらなくても良い仕事”をやらないだけで仕事は大きく変化します。

やらなくても良い仕事というのは、無駄な仕事。
例えば、長文のメールや必要以上に凝った資料です。

相手に必要なことを伝えるために、十数行のメールを打つことはありますか。
そのメールは果たして必要なことでしょうか。

メールを打つのに時間がかかり、その内容を確認するのに時間がかかる。

この時間が無駄です。
伝えることが多いのであれば、メールではなく電話をすれば良いのです。

大事なことは伝えるべきことを十分に伝えることです。
直接話せば相手に伝わるかその場で確認できます。
わざわざメールを使う必要はないのです。

 

まとめ

残業を減らすためにタスク管理やPDCAで効率化を試す人が多いです。
しかし、これらの手法は人によって合う合わないがあり、必ずしも万人向けではありません。
これらで効率化するためには試行錯誤を重ねて、手法を洗練していくことが必要となります。

現在の仕事で手一杯の場合は、これらを試す余裕はなく、残業を減らすのは難しいと言わざるを得ません。

これに対して、やらなくて良い仕事を”やらない”という選択はその場で出来ます。

仕事を減らして残業を無くしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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